一般的に築年数が多い（古い）ほど購入後に必要なリフォーム箇所とその金額は大きくなります。

また築年数よりも注意したいのが中古住宅の状態です。

「しっかり手入れをされていた」、「まったく手入れなどしなかった」によってもその状態が変わり、中古住宅購入後のリフォーム金額にも大きな差が出ます。

そこでおすすめしたいのが購入時の住宅診断（ホームインスペクション）です。ホームインスペクションは建築の専門家が中古住宅の状態を調査してその内容を報告書にまとめてくれるサービスです。

但し、診断後に調査員は「買うべきか」「買わないべきか」という問いには答えられませんので購入判断はあくまでも購入者になります。

ハウスプラン・ナカゴミの中込雄治は以前にインスペクションの仕事をしていたことがあります。

今は建築士、大工棟梁の視点で「買うべきか」「買わないべきか」の問いにハッキリ答えることができますので、購入前悩んだ場合はハウスプラン・ナカゴミに相談されることも可能です。

中古住宅のリフォームをどこにに依頼するのかがポイントです。

購入の流れで不動産業者に依頼するケースもあります。

しかし注意したいのが不動産業者は不動産取引のプロでありますが建築のプロではない場合多いのです。

通常リフォーム工事は提携先に発注してマージンを取ります。

つまり中古住宅のリフォームコストを抑える方法は、「建築業者に直接発注する」これがポイントです。

リフォーム業は意外と参入障壁が低くて誰でもリフォーム業者を名乗ることが可能です。

それゆえに接客、設計、施工のレベルは様々なのも事実です。

そんな中で信用できるポイントとして「建設業許可」と「設計事務所登録」があります。
トイレや化粧台といった単体のリフォームならば上記のような許可などは必要ありません。

しかしながら中古住宅のリフォームのように場合によっては工事費用が５００万円を超えたり断熱改修や耐震補強といった建築の構造に関わる工事が必要になった時でも「建設業許可」と「建築士事務所登録」のある業者なら安心してリフォームを依頼することが出来ます。

また「建設業許可」は工事の専門性や金銭的信用を審査された上で許可が下りますのでリフォーム業者選びの大事なポイントでもあるのです。