会社概要

南アルプス市（白根町在家塚）で生まれ貧しい家の次男だった父、友義は中学卒業と同時に住み込みで大工の修行を始めました。

幼い弟と妹の生活費を稼ぐために必死で働いたそうです。（叔父と叔母は今でも感謝していると言ってくれます。）

生きていくためには仕事を覚え、技術を習得するしかなかったそうです。そして努力が認められ、修行先の工務店では棟梁格になり新倉山浅間公園の忠霊塔建設の建築にも携わったそうです。

その後結婚、会社を独立して住宅建築を手掛ける「中込工務店」を開業しましたが独立後はお金もなく苦労の毎日でした。
それでもまじめにコツコツ働くことでお客様の信頼と数を増やしていったそうです。

修行後に実家の工務店に入り父から学んだのはもちろん、棟梁としての技術でしたが、父からもっと大切なことを学びました。

それは「まじめに働くことの大切さ」でした。朝から晩までしっかり働き、大雨が降れば夜中でもブルーシートを持って仕事現場に行くような父でした。

「工務店にとってはいつもの仕事でも、お客さんにとっては一生に一度かもしれないから、できるだけお客さんの希望を聞いて一生懸命仕事をしなさい」

父から言われたこの言葉は今でも仕事をするたびに思い出されます。