こんにちは山梨のリフォーム・修理プロアドバイザーの中込雄治です。

新築やリフォームでキッチンを選ぶ時に大いに悩むのが、キッチンカウンターですね。

人工大理石かステンレスか。

実際に我が家も人工大理石のキッチンを使っていますが、結論から言ってしまうと

人工大理石のキッチンは新品の美しさを維持するのが大変です。

以前は「同じ人工大理石でも素材の違いでアクリル製とポリエルテル製ではアクリル製の方が性能が高いです」

なんていうセールストークがメーカーのショウルームでも聞きましたが、現在ではほとんどのメーカーがアクリル製の人工大理石を使用しているようです。

我が家のキッチンの熱や傷に強いと言われていたアクリル製の人工大理石ですが設置から5年経過していますが特にシンクの汚れが目立ちやすくなってきました。人工大理石と言っても樹脂なので無理はないのかもしれません。（正直、少し後悔しています・・・）

なぜ人工大理石のキッチンシンクは汚れが付きやすくなるのか

人工大理石と言えば、キッチンだけではなく、浴槽や、洗面化粧台にも使われています。でもこの中で一番過酷な条件で使われてキズが付きやすいのはキッチンシンクですよね。

なぜなら浴槽は素肌が触れるだけだし、化粧台もボウル内に直接モノを置くことは稀です。

それに比べてシンクは鍋やスプーン、フォークといった硬い金属を置いたり、食器なども無造作に置いてしまうことがあります。

圧倒的に傷がつきやすい使われ方をしますよね。そしてこの傷に汚れがしみ込むので経年と共にお手入れが大変になるのです。

人工大理石をキーワード検索すると「人工大理石　黄ばみ」「人工大理石　汚れ」「人工大理石　掃除」などで検索している人が多いことが分かります。悩みを解決するための検索キーワードです。

また、メーカーのホームページを見ると人工大理石のキッチンカウンターのお手入れ方法が詳細に結構なボリュームで解説されています。

人工大理石の汚れに関して、ユーザーからの問い合わせが多いからこのようなページが作られているのでしょう。

そうは言っても人工大理石のシステムキッチンはお洒落ですよね。リビングダイニングの間取りが主流になったので、システムキッチンは道具というより、インテリアの重要なアイテムとも言えます。

そこで、お勧めなのが「シンク（洗い場）がステンレスの人工大理石カウンター」です。このタイプなら人工大理石の見た目の良さと、

ステンレスの耐久性のいいところどりです。

クリナップの「ラクエラ」など、カウンターは人工大理石。シンクは「ステンレス」と「人工大理石」どちらでも選べるシステムキッチンも増えていますので検討してみてください。