タカラスタンダードの洗面化粧台のキャビネット（箱部分）はホーロー製でそれ以外のメーカーは木製です。

耐久性は金属素材のホーローに軍配が上がります。

何故なら、キャビネット内部は湿気が多い場所ですし、経年劣化で水漏れがおきた場合、木製キャビネットの劣化は急激に進みます

内部の表面が傷んだり腐ったりするということです

実際のリフォーム現場で交換前の古い化粧台のキャビネット内部を確認すると、木製のキャビネットは内部の表面が傷んだり腐って朽ちる劣化がかなりあります。

それに対してホーローのキャビネットはかなり古くてもしっかりしています。

ここまでの結論から言うとホーローの洗面ボウル＋ホーローのキャビネットの組み合わせ（つまりタカラスタンダードの製品）が汚れや耐久性の面で優れていと言えます。

但し、あんまり言いたくはないのですがデザイン面では木製キャビネットの方がおしゃれで、洗練さたデザインの商品が多いです。

これは仕上げのシート材で木目調や流行的な模様も簡単に取り入れられるからです。

やっぱり売れる商品つまりお客様が欲しがるの商品の選択要素の優先順位は「デザイン」が大きいのでしょう。

もしかしたら「詳しい使い勝手」や「耐久性の違い」を知らないだけかもしれません。

洗面化粧台はデザインと値段だけで選ぶと失敗します。気を付けてくださいね。